2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

時間の無駄使いについて考える1冊

モモ 「モモ」は、ミヒャエル・エンデの小説です。時間に追われる現代社会を風刺的に描きながら、主人公の少女「モモ」の冒険物語でもあります。 物語の中で、子供たちが大人たちと同じように時間を無駄に使ってしまうことを防ぐために、「時間泥棒」と戦い…

遠のき現象、隔たりによる孤独からの解放

生きがいについて 精神科医である神谷美恵子先生の著書です。 本当の生きがいとは何かを考察した哲学的な本でとても大好き1冊です。 緩和ケアに携わり、終末期患者が見ている世界の現われ方を知ることになりました。 「遠のき」と「隔たり」による孤独からの…

わたしのからだをさがして

わたしのからだをさがして リハビリテーションでみつけたこと 『わたしのからだをさがして リハビリテーションでみつけたこと』は、脳梗塞によって半身の世界を失った女性とその担当セラピストのリハビリテーションの本当の意味を描いた本です。 この本は、…

リハビリ管理職、役職者にお薦めの1冊

世界一わかりやすい 「医療政策」の教科書 医療政策について初めて学ぶ人でもわかりやすく、詳しく解説しています。 私自身も昇格小論文の参考文献に勉強させて頂きました。 医療政策の教科書は、医療政策に関する包括的な解説をしてくれています。 医療政策…

筋膜の勉強ならこの2冊

アナトミー・トレイン Thomas W.Myersのアナトミー・トレイン は、筋膜経線に注目した徒手運動療法について解説した書籍です。 私がこの本に出会った時は日本語版がまだ無く、英語でした。どうしても内容が知りたくて、読めない英語を頑張りました。 筋膜経…

患者の声やで

寡黙なる巨人 『寡黙なる巨人』は、免疫学の世界的権威である多田富雄先生が脳卒中になった後、身体をどう捉えたかが言語化されています。 多田先生が右半身不随となってしまった状況下での闘病生活やリハビリについて書かれています。 多田先生は自分のなか…

リハビリ職なら読んどくとえーで

リハビリの結果と責任 医療現場でのリハビリについて考えさせられ、非常に興味深い内容が含まれています。 患者の側、目線でハッとさせられると思います。もっと患者に寄り添わないとと考えさせられるます。 リハビリにおいて患者の責任性が重要であることを…

思考力アゲアゲの1冊

思考の整理学 「思考の整理学」は、思考力を高めるための実践的な方法や考え方を紹介した1冊です。 自分の思考を整理するための具体的な手法や、効果的な情報の整理方法などが解説されています。 また、著者自身が実践し、効果を実感した「思考トレーニング…

マララがなぜ世界中の人々から賞賛されるのか

マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女 『マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女』はパキスタンのスワト地方で起きた少女マララ・ユスフザイの襲撃事件を題材にした本です。 とてもわかりやすく、読みやすい本であり、1人の少女が教育…

就職先を決める前に読んでおきたい1冊

科学的な適職 本書は、職業選択において科学的な手法を用いることの重要性を説いた一冊です。 著者は、自己分析や興味・能力に基づく職業選択ではなく、データに基づく選択がより望ましいと主張しています。 職業に必要なスキルや知識、年収、将来性などのデ…

子どもに読んでほしいおすすめの科学本

ロウソクの科学 永遠の名著、大好きな本の1冊です。 小学生のころに出会いたかった本です。 ローソクの科学は、著者のマイケル・ファラデーによって書かれた本です。 科学と自然、人間との深い交わりを伝える本です。 科学の面白さ、そして人類の未来をも照…