時間の無駄使いについて考える1冊

モモ

「モモ」は、ミヒャエル・エンデの小説です。
時間に追われる現代社会を風刺的に描きながら、主人公の少女「モモ」の冒険物語でもあります。


物語の中で、子供たちが大人たちと同じように時間を無駄に使ってしまうことを防ぐために、「時間泥棒」と戦います。

 

「使い勝手の規定された高価なオモチャ」に夢中になって遊ぶことから離れてしまった子供たちが、想像力や工夫して遊ぶことを取り戻す様子も描かれています。

 

「モモ」は時間や想像力など重要なテーマを扱った名作です。


読書感想文にお薦めですが、大人向けの内容や示唆するものが書かれていますので、全世代の人にお薦めです。