かみさまのユーモアが詰まった1冊

かみさまからのおくりもの

「かみさまからのおくりもの」は、ひぐちみちこさんによる絵本です。

親友の赤ちゃんが生まれたときにプレゼントした1冊です。

 

赤ちゃんが生まれる時、一人一人に神様から贈り物が届くという内容です。

赤いほっぺの赤ちゃんには「〇〇〇」を、

大きな赤ちゃんには「☆☆☆」を、

泣いている赤ちゃんには「♬♬♬」を、

よく動く子には「 ♪♪♪ 」、

すやすや寝ている赤ちゃんには、「♡♡♡」を贈ります。

 

かみさまから何が贈られるのかとても気になります。

こどもが生まれたときは、どんな子になってほしいという期待や希望と、

家族が増え、家がとても明るくなったことを覚えています。

 

この絵本は、絵の雰囲気がとても優しく、かわいいものとなっていまいす。

作者のひぐちみちこさんが、ご自身の子育て経験の中で、

娘さんのためにつくった「手作り絵本」から生まれたそうです。

 

是非、読み聞かせの1冊として、

またプレゼント用の1冊として手び取ってみてはいかがでしょう。

 

友達とかすてらが食べたくなる絵本

ぐりとぐら

ぐりとぐらは、山本忠敬さんと中川李枝子さんが作った人気のシリーズです。

ぐりとぐらは、小さなおうちに住む双子のネズミです。

いつも一緒にお料理をしたり、お友だちと遊んだり、冒険をしたりします。

ぐりとぐらの絵本は、色鮮やかな絵と楽しいストーリーで、子供たちに大人気です。

私も子供のころによく読んだ記憶があります。

 

ぐりとぐらの絵本シリーズは、全7冊ありますが、その中でも私のおすすめは、

ぐりとぐら」です。ぐりとぐらが大きなカステラを作って食べるお話です。

カステラを作る過程が細かく描かれていて、子供たちは自分も一緒に作っている気分になれます。カステラがどんどん大きくなっていく様子も面白くて、最後にはどうなるのかワクワクします。私はこの絵本を読むたびに、カステラが食べたくなります。

 

この絵本の魅力は、色鮮やかなイラストと、リズミカルな文章で、

子供たちの想像力を刺激します。ただ楽しいだけではなくて、

子供たちに大切なことを教えてくれるところです。

出来上がったカステラを友達と分け合い、仲良く食べます。

友情や分かち合いの大切さを教えてくれます。

ぐりとぐらは、子供たちにとって素敵な友達になることでしょう。

 

私は、「ぐりとぐら」を読んで、子供のころに学んだことを思い出しました。

この絵本は、子供たちだけでなくて、大人にも楽しめる素晴らしい作品だと思います。みなさんも、「ぐりとぐら」を読んでみてください。きっと笑顔になれます。

 

赤ちゃんの奇跡、人体の神秘おすすめ2冊

1. おなかの赤ちゃん

大好きな本の1冊です。

おなかに赤ちゃんができたら是非、夫婦で一緒に読んでほしい本です。

 

第1子ができた時、妻と一緒にこの本を見ながら、

おなかの赤ちゃんを想い、生まれてくる日を楽しみにしていました。

 

とにかく写真が凄すぎます。どーやって撮ったの?と不思議な感覚になります。

 

本当に神秘的です。人体を小宇宙と例えられますが、納得です。

赤ちゃんの発達や母体の変化、出産や育児に関する情報を、科学的な根拠とともに分かりやすく説明しています。

また、妊娠中の食事や運動、気分の変化などについてもアドバイスを提供しています。

 

私はこの本を読んで、とても感動しました。

医師であるレナートニルソンは、親しみやすい言葉で読者に話しかけてくれます。

赤ちゃんの成長を詳細に追っており、写真やイラストも豊富に使っています。

 

この本は、妊娠中の女性だけでなく、そのパートナーや家族にもおすすめです。

妊娠中の女性の気持ちや体調を理解しやすく、赤ちゃんへの愛情や関心も深まります。

 

レナートニルソンのおなかの赤ちゃんは、私にとって大切な、大好きな本の1冊です。

赤ちゃんができた全ての人におすすめする1冊です。

とにかく写真がすごいです!

 

2. こうして生まれる

受胎から誕生まで

文章と写真でとても詳しく、受精から出産までを解説してあります。

文章が多めなので読み応えもあります。

 

妻が妊娠した時に本を購入しました。

お腹の子供を想いながら、夫婦で本を読みました。(写真を見て楽しめます)

 

人生が、毎日の日常がとても明るくなった感動は、今でも忘れられないです。

 

妊娠と出産に関する科学的な知識と感動的な写真を紹介する本です。

受精卵がどのように成長し、母体との関係を築き、最終的には赤ちゃんとして生まれてくるまでの過程を詳しく説明しています。

妊娠中や出産後の母親の体や心の変化にも触れています。

 

写真はすべて本物の受精卵や胎児を撮影したもので、

その美しさや神秘さに感動します。

科学的な知識も分かりやすく説明されていて、読みやすいです。

この本を読むと、人間の命の誕生に対する感謝や尊敬の気持ちが湧いてきます。

命の奇跡に触れることができる素晴らしい1冊です。

手ぶくろを買いに行ったら、新美南吉の世界に迷い込んだ!寒い冬に、心温まる1冊

手ぶくろを買いに

このお話は、人間と動物の友情が描かれた、心温まるお話です。

子ぎつねは、母ぎつねのために、人間の町へ手袋を買いに行きます。

途中でいろいろな困難にぶつかりますが、母ぎつねの言いつけを思い出し、

勇気を出して乗り越えていきます。

 

そして、店主は、子ぎつねの真っすぐな目を見て、手袋を売ってあげることにします。この店主の優しさも、このお話の魅力です。

人間と動物が助け合う姿を、子どもたちに教えてくれるお話です。

また、困難にぶつかったときも、あきらめずに頑張ることの大切さも教えてくれます。

ぜひ、このお話を読んで、人間と動物の友情を体験してみてください。

 

この物語には、優しさや思いやり、

そして慈愛にあふれた温かいメッセージが込められています。

新美南吉さんの文章は非常に美しく、読み聞かせにもぴったりです。

絵も色鮮やかで、物語に合った優しい雰囲気が漂っています。

この本は一読の価値があり、子どもたちにとっても大人にとっても心温まる物語となっています。

算数・数学が楽しくなる!悪魔がかける数の魔法

数の悪魔

エンツェンスペルガーの数の悪魔という本は、

数学の魅力と奥深さを紹介する素晴らしい1冊です。

 

数の悪魔は、算数や数学が苦手な子どもでも、楽しく数の世界を学べる1冊です。

ある夜、主人公は夢の中で、数の悪魔に出会います。数の悪魔は、1や0、素数無理数三角数、フィボナッチ数、パスカルの三角形、順列・組合せ、無限と収束、オイラーの公式、旅するセールスマンの問題、ウソつきのパラドックスなど、数の世界の様々なことを教えてくれます。

 

数の悪魔は、子どもでもわかりやすいように、イラストやユーモアを交えて語られています。また、数学の問題を解くために、子どもが日常生活で身近に触れるものを使って、楽しく考えさせてくれます。

 

例えば、1や0の謎を解くために、数の悪魔は主人公に、1枚の紙を半分に折って、さらに半分に折って、何枚になるか考えさせます。

また、素数の謎を解くために、数の悪魔は1から100までの数字のうち、1とその数字以外の数で割り切れない数字は何個あるか考えさせます。

数の悪魔は、数学の世界がどれだけ不思議で、奥深いものであるかを、子どもたちに伝えてくれます。また、数学が、日常生活や様々なことに役立っていることも教えてくれます。

 

私は、数の悪魔を読んで、数学がとても面白いものだと改めて感じました。

数学はただ暗記して理解するのではなく、

自分で考えることで、

より理解が深まることもわかりました。

数の悪魔は、算数や数学が苦手な子どもでも、

楽しく数の世界を学べる、おすすめの1冊です。

法律を学び、いじめから身を守る

こども六法

こども六法は、小学生や中学生に法律の基礎をわかりやすく教えてくれる本です。

 

娘へのいじめがきっかけ読んでみました。

法律の専門家ではないので、責任の所在がどこにあり、どこに相談すれば良いのかわかりませんでした。

 

この本では、憲法や人権、民法や刑法など、

日本の法律制度について紹介されています。

特に、いじめに関する法律や対策について詳しく説明されているので、いじめに悩んでいる子どもや親御さんにおすすめです。

 

この本のは、法律の内容だけでなく、

実際の事例や判例も紹介されていますので、とてもわかりやすくなっています。

例えば、いじめを受けた子どもが学校や教育委員会に訴えた裁判の結果や、いじめをした子どもが刑事責任を問われた場合の処罰などが具体的に書かれています。

これによって、いじめはただの子どものいたずらではなく、重大な法律問題であることが理解できます。

 

また、この本では、いじめを防ぐために自分や周りができることも紹介されています。

自分がいじめられたらどうすればいいか、誰に相談すればいいか、どんな権利があるかなどが書かれています。

 

小学生や中学生だけでなく、大人にも読んでほしい1冊です。

法律は私たちの生活に密接に関わっており、知っておくべきことがたくさんあります。

特に、いじめは社会問題として深刻化しており、解決するためにはみんなの協力が必要です。この本を読んで、法律の知識を身につけるとともに、いじめをなくすために何ができるか考えてみましょう。

人とのコミュニケーション、壁の向こうを考える1冊

バカの壁

バカの壁養老孟司先生が書いた本で、人々がコミュニケーションをとる際の問題について考察されています。

 

この本の中で、バカの壁とは、人々が理解し合うことが難しいと感じる状況を示す言葉として使われています。

バカの壁とは、友だちと話をしていて、自分の言っていることが友だちに全く伝わらない、または友だちの言っていることが自分に全く理解できないと感じる時、その間にある壁のことを指します。それは、自分と他人との間に存在するコミュニケーションの壁のことを指しています。

 

例えば、あなたが大好きなアニメについて話していても、そのアニメを見たことがない友だちには、あなたが何を言っているのか理解できないかもしれません。

それは、あなたと友だちとの間に「バカの壁」があるからです。

この壁を乗り越えるためには、お互いに理解しようと努力し、視点を広げ、新しいことを学ぶことが大切です。

この本は、この壁をどのように乗り越えるか、また、どのようにしてよりよいコミュニケーションをとるかについて、沢山のヒントを提供してくれます。

 

やや難しい内容になっていますので、大人向けの本ですが、小学生や中高生の友達関係に悩むすべての人におすすめな1冊です。