色合い鮮やかな絵本

はらぺこあおむし

はらぺこあおむし』は、エリック・カール氏で有名な絵本です。

 

自分も子どものころ読み、虫は苦手だなと思いましたが、

大人になり、子どもと読んでみると、

なんてステキな絵本だと気付かされました。

とにかく色が綺麗。イラスト、絵がとてもいいのでページをめくるのが楽しくなります。

 

この本は、あおむしが一週間で食べたものを描いたストーリーです。

最初は1個のリンゴから始まり、次々に色とりどりの果物や野菜を食べていく。でも、彼はあまりにも多くの食べ物を食べてしまい、最後には葉っぱに戻り、おなかがいっぱいになって眠ってしまいます。

 

この物語は、読者に食べ物の種類や健康についての教訓を与えるよう考えられています。

果物と野菜の豊富な食品選択、それらが我々の健康にどのように役立つのか、そして適切な食事を遵守することの重要性を楽しい物語の形で教えてくれます。

 

また、文章だけでなく、エリック・カール氏自らが描いた色調鮮やかなイラストも、子供たちの興味を引き付ける魅力的な要素です。

 

多様な繊細な色合いと太く描かれた線から、現実的な感触に加え、表現力にも重点が置かれています。

 

読みやすく、リズミカルなストーリーで、小さな子供たちが好きな、音楽的な調子を使用しており、とてもインプットされやすい印象です。

 

この本を通じて、子供たちが普段から食べているものに関心を持ち、健康的に育つことを望む親たちにとっても、大変うれしい1冊です。