大地をうるおし平和につくした医師
中村哲物語
「大地をうるおし平和につくした医師 中村哲物語」は、医師中村哲先生の生涯と業績を紹介した、感動的なストーリーが詰まった1冊です。
2019年アフガンで銃撃され死亡とテレビニュースを聞いて中村哲先生の事を知りました。
中村先生は日本の医師で日本の医療現場で働き、その後、バングラデシュやアフガニスタンで病院を設立し、貧しい人々に無償で医療を提供しています。
また、中村先生はハンセン病患者の社会的地位向上にも力を注ぎ、世界中で知られる医師となりました。
中村哲先生がアフガニスタンで内戦や干ばつで苦しむ多くの人々を救うために、医療だけでは限界があることを痛感し、用水路を作り土地を潤し農作物を蘇らせた人物であることが紹介されています。
中村先生の実践哲学や人生観、そして彼の強い信念が描かれています。とても勇気づけられる1冊です。
医療関係者だけでなく、全ての人に多くを学べる内容です。
彼の人生や業績に敬意を表し、自分自身の生活に生かしてみてはいかがでしょうか。
たいへん読みやすい文章なので、
小学生高学年の読書感想文に最適と思います。