整形外科プライマリケアハンドブック
古い本ですが、名書です。
手元に置いて絶対損の無い1冊です。
整形外科プライマリケアハンドブックは、整形外科の基本的な知識や診断法、
治療法などをわかりやすく解説した本です。
整形外科に関心のある一般の方や医学生、看護師、理学療法士などの医療従事者におすすめです。
本書は、豊富な図解や写真、表やチェックリストなどを用いて、
読者に分かりやすく情報を伝えています。
上腕骨近位端骨折の保存療法に振り子運動を行いますが、
多くの療法士は勘違いしているようです。
拘縮予防や拘縮改善目的で行っているのではありません。
肩関節周囲の癒着防止や骨癒合の促進、転位予防改善目的に行う早期運動療法です。
リハビリ目的は正しい知識で実施できるといいですね。
知識を整形医師と情報共有しながらリハを進める事が重要なのは当たり前ですが、
案外、難しいです。
医師の知識量は圧倒的です。
是非、臨床の参考にして頂きたい1冊です。